漫画家の岡野雄一さんの書籍「ペコロスの母に会いに行く」
NHKのハートネットTVで見ました。
酒乱の父親が漫画で出てくるシーンは、考えさせられました。
今、1冊の漫画が大きな注目を集めています。還暦を過ぎた息子が、認知症の母を介護する日々をつづった『ペコロスの母に会いに行く』です。作者は、長崎在住の漫画家・岡野雄一さん(62歳)。とかく深刻になりがちなテーマにもかかわらず、岡野さんは、老いて記憶を失ってゆく母・光江さん(89歳)の変化をありのまま受け止め、その姿を愛らしいタッチでユーモラスに描いています。作品は思わぬ反響を呼び、映画化されることが決まり、9月から長崎での撮影が始まっています。
日本の認知症高齢者は300万人を超え、今多くの人たちがさまざまな困難に直面しながら家族の介護に格闘しています。認知症とどう向き合えばよいのでしょうか。記憶を失いながら生きるとはどういうことなのでしょうか。番組では、自身も認知症の介護の経験がある作家の田口ランディさんとともに、岡野さんの漫画が問いかけるメッセージをひもときながら、認知症介護のあり方を見つめ直します。
さらに番組では、映画で親子役を務める岩松了さん(ゆういち役)と赤木春恵さん(みつえ役)が漫画の朗読を担当し、漫画の魅力をたっぷり紹介します。