「FontGrapher5.1」が登場。
※追記(2018.2.26)
現在は、英語版しか発売されていないようです。
アップデート版
フォントグラファーのマニュアルがダウンロードできるページ
Mac OS10.7Lionにも対応。
Fontographer(フォントグラファー)は、フォント作成を手軽に行えるはじめてのソフトウェアとして1986年に発売されました。その優れた操作性と軽快な動作は、世界中のタイプデザイナーやグラフィックデザイナーに認められ、今でもオリジナルフォントの作成や外字作成など多くのフォント制作シーンで使用されています。新バージョンとなる5.1ではFontographerの特長である「使いやすさ」を継承しつつ、フォントエンジンを刷新。OpenTypeフォントへの対応をはじめ、現在のフォント事情との親和性を向上する多くの機能を追加しました。文字を扱うすべての方におすすめします。
新機能▶ 表示比率 パスの細かい部分をより編集しやすくするために、アウトラインウインドウの表示比率を最大1600% まで拡大できます。
▶ アンチエイリアス表示 パスの輪郭をなめらかに表示できるアンチエイリアスを適用できるようになりました(ON/OFF可)。
▶ グリフ検索機能 Spotlightライクなインターフェースで、任意のグリフをテキスト、グリフ名、Unicode番号、Unicode名から検索できます。
▶ 取り扱い可能なグリフ数を強化 読み込み、編集、書き出しできるグリフ数の上限が8192 グリフから32,000 グリフに大幅に拡大しました。
▶ Unicodeのサポートを強化 Unicode 5.2 をサポートしました。
▶ OpenTypeフォントをサポート TrueType 形式のOpenType フォントとPostScript 形式のOpenTypeフォントの読み込みと書き出しに対応。
▶ OpenType レイアウトフィーチャー フォント作成時に、Adobe FDK for OpenType (AFDKO) ver 2.5 形式のファイルを読み込ませることで、OpenTypeレイアウトフィーチャーを実装したOpenType フォントを作成できます。
▶ フォント埋め込み GUI でフォントの埋め込みフラグを設定できます。
▶ EEULAA EPAR をサポート ライセンシング情報(フォントの使用許可対象や使用制限、ライセンス数などの使用許諾に関する情報)や、レコメンデーション情報(推奨値や推奨する使い方)をフォントに持たせることができます。
▶ デジタル署名をサポート OpenType(TT またはPS)フォントに含めることができるデジタル署名を含むDSIG テーブルを作成できます。
▶ 対応フォントの追加 データフォーク スーツケース「.dfont」とTrueType Collection「.ttc」の読み込みに対応しました。また、FontLab VFB ファイルの読み込みと書き出しに対応しました。
▶ ビットマップ作成機能の強化 Adobe Type 1 ラスタライザとMicrosoft TrueTypeラスタライザを内蔵したことにより、より高品質なビットマップを書き出しできるようになりました。
▶ エンコーディング 対応エンコーディングを大幅に追加するとともに、ユーザーによるエンコーディングのカスタマイズに対応しました。
価格は、Fontographer 5J for Mac OS X 46,900円
これも学んでみたいソフトです。
フォント制作解説書籍
■フォントグラファーズ (Book & CD‐ROM for Macintosh & Windows)
フォント職人・16人による豪華なフォント・アンサンブル・アクティング!本CD-ROMには前回参加のメンバーに加え、宮坂淳、NendoGraphicxxx、GWG、ヨーヨーラランディーズなど、強力クリエイターが新フォントを提供。前著を上回るハイクオリティなパッケージになっています。本文では、ミヤヂマタカフミ氏自身によるフォントの作成講座、足立裕司氏によるビットマップフォントの作り方、2000年度版のデジタルフォントの基礎知識など情報満載。(Windows&Macintosh CD-ROM付)
関連書籍
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