ギャラリーに作品を搬入・搬出する際は、どの方法を使うべきか?
ここを悩まれる方は多い。車を所有している人はその点あまり悩まないが、郵送にしろ持ち込みにしろ、やり方を覚えておいて損はないです。
作品搬入のやり方は、自身で持ち込む場合や宅配便など多々あります。
当ギャラリーで展示する方には、美術品の搬入搬出に慣れている赤帽さんの紹介も可能です。
Contents
大まかな搬入方法
- ご自身の車、レンタカーで
- 手持ちで来る(カルトンバッグなど)
- タクシー
- 赤帽
- 宅配便
- 額装業者から直接郵送してもらう
赤帽の流れ
赤帽さんがやること:作品を自宅に取りに来る。車へ運ぶ。ギャラリー内まで運んでくれる。
メリット
ドア・ツー・ドア (door to door) で配送可能。荷物の運びこみから、ギャラリー内まで運んでくれる。自身も車に乗っていける。
多少の融通がきく。
作品輸送に慣れている人も多い。
デメリット
電話依頼してすぐに来て貰えない場合もある。(混雑時にもよる)金額が宅配便と比べると割高。
作品輸送になれていない人だと、雑な積み方になる。
コツとしては、「美術品の輸送はやったことある方を紹介してほしい」と伝えるのも手。
金額について
値段が大体片道10,000円くらいかかります。支払いは当日現金で。
ご自身で必要なこと
- 作品梱包。エアキャップ(ぷちぷち)のロールで巻くので大丈夫です。
- 作品が乾いていない場合は、平置きで積む事も可能なため、その日に相談
赤帽の頼み方
赤帽さんの場合、フリーダイヤルで呼んでいただいても大丈夫です。
宅配での搬入・搬出方法
ヤマト便
宅急便のサイズ(縦・横・高さの合計が160cm、かつ重さが25kgまで)を 超える荷物や、一梱包あたり30万円を超えるお荷物をお届けします。
デメリット
時間指定ができないことです。梱包もこちらで用意する必要があります。
それと、梱包がヤマト便の規定サイズ内(3辺が160cm以上)でないと、「宅配便」扱いになり却って高くなる場合があります。
金額について
場所にもよりますが、値段が大体で5,000円前後くらいかかります。
・宅配便(ヤマトがお勧めです。)
宅急便のサイズ(縦・横・高さの合計が160cm以内、かつ重さが25kgまで)
自身でやること
- ダンボールの準備
- エアキャップなどでしっかりと梱包する
- ガラスが入っている場合は尚注意
段ボールが複数個になった場合は、「複数口」で出された方が少し安くなる場合があります。
額装会社から直接搬入してもらう
世界堂、ユザワヤ、個人店など
同一会社に複数の作品を額装してもらっている場合、完成後直接ギャラリーまで郵送して貰える方法もあります。
メリット
配送料を抑えられる
デメリット
受け取りのやりとりを額装屋、ギャラリーと調整する手間がかかる。完成時期と展示時期が近くないと、配送日を合わせて貰えない場合もある。
小さな額装屋の場合、時間指定に対応不可の場合もある。
以上となります。他にもアート作品に特化した配送を扱う業者もあるのですが、かなり割高です。
ご自身の予算と展示時期を加味しながらご検討することをおすすめします。