加太こうじさんの画で紙芝居が出来るアプリ
街頭紙芝居におけるスター作家、加太こうじ氏。街頭紙芝居が生まれた翌年の昭和6年に、若干14歳にして家計を支えるため紙芝居作家となりました。永松武雄さんから引き継いだ黄金バットほか、オリジナルのヒット作を連発し、台本・画・興業に従事しました。多い時では1日に6巻分(60~70枚)の台本と画を仕上げ、紙芝居屋さんにせかされながら玄関先で作業されることもあったそうです。水木しげるさんに、紙芝居作家としての道をつけたのも加太さんです。街頭紙芝居が衰退する昭和35年頃、鶴見俊輔さんの誘いで文筆業に転身し、鶴見さんが創刊された「思想の科学」の社長も10年間務められました。
そんな加太こうじ氏が昭和20年代~30年代に制作された希少な画を、ご遺族のご了解のもと無料配信しています。