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【やってみよう、基本のデザイン。】
デザインを学ぶには、理屈だけでなく実際に手を動かし、自分でデザインすることが欠かせません。本書は基本的な図形や文字、色による平面構成から、実践的なレイアウトまでを、実際に手を動かして学ぶことのできる画期的なトレーニングブックです。本書をひととおり学習することで、「視覚的な表現としての論理」を理解して、デザインを組み立てるための基本的なスキルを身につけることができます。付属CD-ROM(※電子版はダウンロード方式)には、各レッスンのIllustratorの素材と完成ファイルを収録しています。
〈本書の内容〉
第1章 視覚的な表現における「構成」
第2章 基本的な図形による平面構成のトレーニング
第3章 色を使った平面構成のトレーニング
第4章 実践的なレイアウトのトレーニング
著者からのコメント
スポーツや楽器の演奏などと同じように、デザインも「デザインすること」を繰り返さなければうまくはなりません。考え、手を動かして制作し、制作したものを冷静に見直すということの繰り返しが重要です。ところが、グラフィックデザインの場合は、デザインする対象が必要なので、デザインをトレーニングすることは容易ではありませんでした。本書では、用意された素材をもとに課題に取り込むことで、画面構成やタイポグラフィー、カラーコーディネートなどのグラフィックデザインで必要な事柄を、バランスよくトレーニングできるように構成されています。また、これらのトレーニングを通じて、「デザインを論理的に構成する」ということはどういうことかを、理論と実践の両面から、理解し、体感していただければと思います。
抜粋
グラフィックデザインにコンピュータを使うようになっても、デザインは基本的に手仕事です。もちろん考えることも必要ですが、頭のなかだけでデザインを作り上げることはできません。最終的には、手を動かして形を作り上げることが必要です。そのため、デザインを学ぶには、手を動かして、自分でデザインすることが欠かせません。
楽器やスポーツは、基本的に毎日トレーニングを行います。グラフィックデザインも本来はトレーニングが必要なのです。毎日、数多くのデザインを行うことで、デザインを構成する力も、そしてセンスも養われていきます。
デザインする経験を増やすこととともに、本書のトレーニングを通じて学んでほしいのは「視覚的な表現としての論理」をどのように組み立てるかということです。個人の嗜好としての美しさではなく、バランスよく、ある程度の客観性のある美しさを得ることは、デザイナーとしての基本的なスキルといえます。しかし、論理というと言葉で考えることに慣れてしまっているので、視覚的に論理を組み立てるには、ある程度の慣れが必要になります。本書のトレーニングのなかで、簡単な素材のレイアウトからはじめて、手を動かしながら「視覚的な論理の組み立て」について考え、体感していただければと思います。
(本書「はじめに」より抜粋)